弊所では、多くの企業様が抱えている問題について、対応させて頂いております。
もっとも主として、
- 債権回収分野
- 契約書関係
- 労働関係
- クレームをはじめとした顧客対応等
をさせて頂いております。
このページの目次
1 債権回収分野
この分野はかなり幅広く、債権の発生についてはほとんど争いがなく、相手方にどうにかして履行させることだけを主眼に置くもの、他方でそもそもの債権の発生についても争いになっているものといった具合で主眼として力を入れる部分が変わってきます。
また、並行して日頃から相手方の情報を認識しておくことが必要になります。例えば、主たる取引先であったり、主として扱う金融機関であったりというものについてです。これがあるか無いかで今後の戦略が変わってきますので、そこを意識していくことが必要になってきます。
⑴ 債権の存在自体には争いがないもの
この種になると、いかに履行させるか(言い換えると本当に支払わせることが出来るか)という部分がほとんど唯一の論点になってきます。個人的には早期に対応すること、御社には対応する必要があると相手方に感じてもらうことが何より重要かと思っております。
その観点から、何をすることが出来るかといったことをみなさまとお話することが肝要であると考えております。
⑵ 債権の存在もしくは金額に争いがあるもの
例えば、工事における請負代金金額に争いがある場合であったり、売買の目的物に問題があったりといった内容が債権存在やその金額に争いがある代表的なものです。
こうなってくると、どの点までは争いなく話ができるか(言い換えると双方の共通認識になっているのがどの部分であるのか、契約書等の客観的な資料はどのようなものが存在するのかといった点です)を見極めた上で、相手方と調整できるかといったことが重要であると考えております。
できるだけ紛争は早期に解決し、より生産的な今後の事業に向けて進めて頂きたいと私は考えておりますので、争いなく話ができる点で十分な調整が出来れば、その段階で折り合いをつけてしまう方が良いと思いますが、それが厳しければ、早期に法的紛争を行い、可能な限りの早期決着が必要です。
⑶ まとめ
債権回収については、ここまでお話したように債権の存否に争いがあるか否かで対応が変わってきます。またこの種の事案でご相談された際によくお話するのが、相手方の資力と債権の存在を認めてもらえるかの可能性(実際にあるかではなく、あくまで裁判上でのお話です)を表にして、それに基づいて本案件を進めるかどうか決めて頂いております。
債権について、誰が見ても明らかでも相手方にお金がなければ、それこそ絵に描いた餅になりかねませんし、逆であればその権利がないとなりかねません。
実際の見通しをお伝えの上、一緒に考えることが出来ればと考えておりますのでお気軽にお問い合わせください。
2 契約書関係
契約書については、法的請求を行うにあたっての重要な証拠になりますので、当然重要な契約にあたっては作成するべきです。この契約書に入れておくべき文言が不足していたり、不十分な文言であったりすれば、せっかく契約書を作成した効果が半減しかねません。
みなさまが分かりやすい例でいえば、相手方からの100万円の支払いを月額1万円の分割で認めた際に支払いの遅延があった場合の期限の利益喪失条項(分割を辞めて、一括での支払いを求めるといった内容です)を付記しておかないと、相手方が2か月目で分割を守らなくなったとしても毎月1万円しか遅滞していないことにならず、一括の100万円の支払いを求められないということになりかねません。
このような事例は分かりやすいものですが、他にも気を付けるべき点は少なくありませんので、契約書のチェックでの利用ということもご検討して下さい。
3 労働関係
この分野は判断に迷った際にある程度の知識を踏まえて対応するかが重要であると個人的に考えております。分かりやすい例でいうと、この段階で解雇して大丈夫かといった判断です。
補足すると、裁判例の傾向からして解雇しても問題ないという場合は相当限定的ですので、相当慎重になって頂くもしくはどのような法的リスクがあるかのご認識をもった上で行って頂く必要があります。
節目節目でご相談頂くという意味で利用して頂くことについても十分意義がありますし、それこそ問題になりそうなタイミングでご相談頂く形でも問題ございません、特にこの分野でご説明しているのが、時間が経てばたつほど切れるカードが少なくなっていくとお話しております。
早い段階であれば5通りの方法があるが、半年なって2枚になっているといったイメージです。初回のご相談は無料で実施しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
4 クレームをはじめとした顧客対応
顧客対応については、かなり疲弊することが多いと思います。そもそも両者かなり感情的になって話が進まないことも少なくありません。そうなると収拾がつかなくなってしまっている状況ですので、第三者的視点で事実と感情を切り分けてお話して調整することを心がけております。
その上で、顧客のお話、感情の負の部分を取り除くことで解決できると考えております。
顧客対応の解決指針はこのようなものでできるだけ穏便に調整を図りたいと考えております。
5 最後に
以上が主要な取扱い業務ですが、これ以外にも対応させて頂いております。このような件で困っているのですが対応できるかとお問合せ頂ければみなさまにとっての価値を提供できるかをご説明させて頂きます。